月に一度の俳句の会がありました。
句会とは、複数の人が集まり
それぞれ持ち寄った句を評価・批評し合う会です。
各自小短冊に一句ずつ書き
作者名は伏せて それぞれ五句を提出。
集められた短冊を混ぜ合わせて配り、
配られた句を各自が清記用紙に
原文のまま 修正なしで 写し直します。
清記用紙に、清記者の番号を書いた後
写した清記用紙を見て
自分の句以外で 良いと思った句を選句します。
選句した句を
別の紙に、清記用紙の番号とともに
書き抜いて 清記用紙を右隣に渡します。
次に左から回ってきた清記用紙を
また同じように書き写した後、選句します。
これを、自分の番号の用紙が手元に戻るまで繰り返します。
この段階では、予選になり
最終的には、選句から特に良いと思ったものを
「特選」として選びます。
各自が選句をし終わったら
次に、それぞれが 良いと思った句を読み上げ
その句を詠まれた人は 名乗りをあげます。
詠まれた句、特選の句には 点数がつけられ
作品ごとに点数の集計をし成績発表を行います。
これは、互選形式の句会と言って
筆跡で、誰の句かが分からないようにして
公平に選句ができるようにと
正岡子規が広めたそうです。
よくできた仕組みですね。
今回、俳句の会を紹介するのにあたり
句会を見学させていただきましたが
みなさん、とても丁寧に分かりやすく
説明をしてくださり
選句した句を、
それぞれ どこが良かったか
また、どうすれば より良くなるか
互いに意見を出し合い
どういった背景から、この句ができたのか
話し合うのを聞くだけでも、楽しく
たった1文字違うだけで、
世界がガラリと変わることもある
俳句の奥深さを垣間見た見学でした。
次回の俳句の会は、
2013年2月22日(金)20時〜
マンション敷地内の集会場 和室にて開催予定です
興味のある方は、ぜひ一度 見学に来てみてください。
世界が広がるかもしれませんよ♪